美ー子ちゃんの今週の一枚
tofubeats『RUN REMIXES』

第30回 2020年日本語ラップ ベスト10曲

tofubeats『RUN REMIXES』1.tofubeats「RUN REMIX(feat.KREVA & VaVa)」
2.DJ CHARI & DJ TATSUKI「GOKU VIBES feat. Tohji, Elle Teresa, UNEDUCATED KID & Futuristic Swaver
3.GEEK「hey!!」
4.Creepy Nuts「かつて天才だった俺たちへ
5.阿修羅MIC「The Men」
6.テークエム「それじゃ無理 feat. R-指定, NORIKIYO & AKLO」
7.舐達麻「BUDS MONTAGE
8.Shurkn Pap「淡路サンセットライン
9.AKLO「カマす or Die feat. ZORN
10.NENE「地獄絵図 feat. NIPPS」

これが2020年の私的ベスト10曲よ!(編注:曲名に下線があるものは、該当曲や該当アーティストに言及している過去回へのリンクです)
ちょっと年末年始が忙しくてアルバム単位で選んでる時間がなかったから今年は曲で行かせてもらうわ。
っていうかヒップホップもベテランからトラップの若手、バトルの若手、それに最近じゃTikTokの若手までいるって言うしジャンルが広がりすぎて全部追うのかなり難しくなってきてない…!?

1.tofubeats「RUN REMIX(feat.KREVA & VaVa)」

2020年に一番「いいじゃない!」ってなったのはtofubeatsのこの曲ね。
メロディはもちろんtohubeatsの絶妙に内省的で詩的な歌詞もいいし、何といってもREMIXで参加してるKREVAが決めてくるわよね~。
「個人競技団体競技関係なく 俺は器用貧乏になんないようにやってやる」のとこの思わず言いたくなるラップ感はナンバー1だわ。

収録アルバム『RUN REMIXES』配信サイト
AmazonAppleSpotify

2.DJ CHARI & DJ TATSUKI「GOKU VIBES feat. Tohji, Elle Teresa, UNEDUCATED KID & Futuristic Swaver」

2020年といえばTohji、2020年といえばDJ CHARI&DJ TATSUKI…というこの2組のコラボ曲はやっぱり間違いなかったわよね。
MVのインパクトも今年一番じゃないかしら。
ドラゴンボール世代からするとElle Teresaの「ブルマってそんなにビッチだったっけ?」と思わなくもない微妙に雑なドラゴンボール観も逆にUSっぽくて一番リアルを感じるわ。

「GOKU VIBES」配信サイト
AmazonAppleSpotify

3.GEEK「hey!!」

「ギークでもジークでもどっちでもいいぜ」のGEEKがついに復活!
ベテランらしく渋めで文字数も多くないラップながらリリックの内容に比重を置いた独特の内容にしびれたわ~。

収録アルバム『LIFESIZE III』通販サイト
AmazonHMVTOWER RECORDSWENOD RECORDS

4.Creepy Nuts「かつて天才だった俺たちへ」

おなじみクリーピーナッツね。
もうラップソングというよりポップソングの領域だと思うんだけどね、全編歌ってるし。ただラップの技術を見事に違和感無く歌唱方法っぽく昇華させていてかつテーマや内容的にも非常に良いポップソングに仕上げてると思うのよね。

収録アルバム『かつて天才だった俺たちへ』通販サイト
AmazonHMVTOWER RECORDS

5.阿修羅MIC「The Men」

見た目もスタイルもオラオラ系だけどジャストな韻でテクニカルに結構熱い事言ってるのよね~。
「YO チェケラッチョ 言ったことないわ シノギとラップしかやった事ないわ」
「ろくでなしやけど人でなしとちゃうねん」

収録EP『ASURA』配信サイト
AmazonAppleSpotify

6.テークエム「それじゃ無理 feat. R-指定, NORIKIYO & AKLO」

梅田サイファーのテークエムにR-指定, NORIKIYOとAKLOがfeat.してトラックはBACHLOGICという豪華な曲よ。
文句なしに全員ラップが上手いわ!
「Drug Dealは パクられねぇ様やりな Rap Gameは パクられる方になりな」

「それじゃ無理 feat. R-指定, NORIKIYO & AKLO」配信サイト
AmazonAppleSpotify

7.舐達麻「BUDS MONTAGE」

ここに来て更に舐達麻らしいトラックと更に舐達麻らしいラップの曲をリリースできる舐達麻、やっぱりすごいわ。
文句なしの名曲よ。

「BUDS MONTAGE」配信サイト
AmazonAppleSpotify

8.Shurkn Pap「淡路サンセットライン

ドライブソングというかラブソング的ではあるけど、冷静に聞いたら「道」の歌なわけよ。
「左に海が広がる 南から北登ってく 無料で走れる いや勿体無い金取れる」
これ完全に最後道の話してるわよね?

収録アルバム『CALL ME MR. DRIVE』配信サイト
AmazonAppleSpotify

9.AKLO「カマす or Die feat. ZORN」

AKLOとZORNっていう韻の固いラッパーを揃えて「韻固ぇ~!」というのを楽しむ曲よ。

「カマす or Die feat. ZORN」配信サイト
AmazonAppleSpotify

10.NENE「地獄絵図 feat. NIPPS」

『夢太郎』というパンチのありすぎるEPの最後に入ってるこの曲、パンチのありすぎる音質とラップは勿論、MVの唐揚げ棒を食べながら武器持ってるギャル、巨大化するNIPPS…と衝撃的すぎる曲だったわ。

収録EP『夢太郎』配信サイト
AmazonAppleSpotify

服部昇大
服部昇大
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1982年、岡山県出身。2004年、『未来は俺等の手の中〜J.P. STYLE GRAFFITI〜』で、第67回手塚賞準入選。著書に『魔法の料理 かおすキッチン』全3巻、『ダークアクト』全1巻、『今日のテラフォーマーズはお休みです。』全6巻(全て集英社)。現在は「スピネル」にて『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』を連載中、単行本は1~6巻(ホーム社)が刊行中。2017年に6代目作画担当に就任した「日ペンの美子ちゃん」の公式Twitterに掲載された漫画の単行本『6代目 日ペンの美子ちゃん』(一迅社)も発売中。

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