コロナ禍でずいぶん都心に出掛けてなかったんだけど、この前約半年ぶりに行った原宿に行ったわけ。
そしたらびっくりしたのが、思いっきり原宿系な古着屋で延々流れてる曲がTohjiなのよね!
た…確かに!って感じのマッチング具合なんだけど、一昔前なら原宿系とヒップホップなんてありえない組み合わせだったわけよ。
だって、昔はヒップホップ聞いてる美大生なんて1人もいなかったじゃない?(超絶偏見)
そんなTohjiとDJ CHARI & DJ TATSUKIが最近リリースした話題曲が「GOKU VIBES」。
TikTokでもすでにこの曲のダンスをティーンたちが真似する「#gokuvibeschallenge」っていうのが流行ってるとか流行ってないとかって噂よ。
しかし、最近いつにも増して日本でもドラゴンボールネタの曲が増えてるわよね。
このジャパニメーションとHIPHOPの関係っていう世界的な現象については検証してるサイトがいくつもあるからそちらを参照して欲しいんだけど、その流れから日本語ラップでもBAD HOP「I Feel Like Goku feat. T-Pablow, Vingo & G-k.i.d」、El Tellesa「Bulma」だとか、ドラゴンボールを楽曲に取り入れるっていう流れが近年キテるわね。
そこそこドラゴンボールの解釈が雑なのもポイントだと思うわ。
ちなみにドラゴンボールネタをいち早く取り入れた曲といえば2013年リリースの般若「倍ヤバイ feat. 田我流, ZONE THE DARKNESS, SHINGO☆西成」の、田我流が昭和の小学生が乗り移ったかのように延々ドラゴンボールボールあるあるを羅列していくバースだと思うんだけど、みんなはどう思う?(2020年8月リリース)
「GOKU VIBES」配信サイト
Amazon/Apple/Spotify
(X/PIXIV FANBOX)
1982年、岡山県出身。2004年、『未来は俺等の手の中〜J.P. STYLE GRAFFITI〜』で、第67回手塚賞準入選。著書に『魔法の料理 かおすキッチン』全3巻、『ダークアクト』全1巻、『今日のテラフォーマーズはお休みです。』全6巻(全て集英社)。現在は「COMIC OGYAAA!!(コミックオギャー)」で『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』を連載中、単行本はseason10まで刊行中(ホーム社)。2017年に6代目作画担当に就任した「日ペンの美子ちゃん」の公式Twitterに掲載された漫画の単行本『6代目 日ペンの美子ちゃん』(一迅社)も発売中。
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