最近いつにも増して勢いあるラッパーといえば、ZORNじゃない?
般若の昭和レコードで“洗濯物干すのもHIPHOP”(「My life」)のパンチラインでおなじみの4thアルバム『The Downtown』から『生活日和』『柴又日記』『LOVE』…と日本のヒップホップのアルバムの常識を覆す「確かなスキルに裏打ちされた硬い韻で生活を描写するエモーショナルなあたたか系ラップ」とでもいうべき唯一無二のスタイルを確立したわけよ。
昭和レコードでのリリースで他に好きな曲はTHA BLUE HERBのO.N.Oプロデュースの「かんおけ」とか。
「Letter」の続きのような歌詞にもなっててしかもブルーハーブへのアンサーソング的な出来にもなってて、ZORNのリリシズムと韻の硬さが極まってる曲よ!
そして、2019年半ばに昭和レコードを卒業し最近ふたたびワイルドな路線のZORNとして「Rep feat. MACCHO」「Have A Good Time feat. AKLO」「No Pain No Gain feat. ANARCHY」、AKLOの「カマす or Die feat.ZORN」なんて勢いある曲をバンバンリリースし出したわけよ。
なんていうか、今まで封印してきたかのような強いバイブスを感じるのよね…!
どの曲ももちろんいいんだけど、やっぱり一番のおすすめは「Rep feat. MACCHO」かしら?
やっぱMACCHOよね…。MACCHOがfeatする曲は間違いないっていうか、「やっぱMACCHOよね」って年に一回は必ず言ってる気がするわ…!(2019年12月配信リリース)
「Rep feat. MACCHO」配信サイト
Amazon/Apple
服部昇大
(X/PIXIV FANBOX)
1982年、岡山県出身。2004年、『未来は俺等の手の中〜J.P. STYLE GRAFFITI〜』で、第67回手塚賞準入選。著書に『魔法の料理 かおすキッチン』全3巻、『ダークアクト』全1巻、『今日のテラフォーマーズはお休みです。』全6巻(全て集英社)。現在は「COMIC OGYAAA!!(コミックオギャー)」で『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』を連載中、単行本はseason10まで刊行中(ホーム社)。2017年に6代目作画担当に就任した「日ペンの美子ちゃん」の公式Twitterに掲載された漫画の単行本『6代目 日ペンの美子ちゃん』(一迅社)も発売中。
(X/PIXIV FANBOX)
1982年、岡山県出身。2004年、『未来は俺等の手の中〜J.P. STYLE GRAFFITI〜』で、第67回手塚賞準入選。著書に『魔法の料理 かおすキッチン』全3巻、『ダークアクト』全1巻、『今日のテラフォーマーズはお休みです。』全6巻(全て集英社)。現在は「COMIC OGYAAA!!(コミックオギャー)」で『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』を連載中、単行本はseason10まで刊行中(ホーム社)。2017年に6代目作画担当に就任した「日ペンの美子ちゃん」の公式Twitterに掲載された漫画の単行本『6代目 日ペンの美子ちゃん』(一迅社)も発売中。
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